ここまでのまとめ

ここまで毎回ちょこちょこと小さな変更を加えながら演出を強化してきたが
ほんとに小さな変更を繰り返してきたので、
それらの変更がどれほどの効果があるのかいまいちよくわからなかったかもしれない。

でも振り返って最初の段階のものと現段階のものとを見比べて見ると、
Foooの様々な機能がどれほどの演出効果をもたらしているかわかるだろう。

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ただ単に『動く漫画』のようなものを作ることは、技術的にはたいして難しいことではない。
『動く漫画』という新しいジャンルの持つ可能性を引き出し、
漫画ともアニメーションとも異なる独自の表現をより高いレベルで昇華させ、
実現することこそがFoooの目指したところである。

しかし演出は随分と強化されたが、スクリプトもかなりごちゃごちゃしたかんじになってきた。
「これだけの演出を実現するのにこんなに長いスクリプトが必要なのか」
と思うかもしれないが、プログラムをかじったことのある人はむしろ
「これだけの演出をたったこれだけで記述できるのか」と感じるだろう。

しかもこのような演出が「データ」ではなく、
「スクリプト」として実現されているというところがポイントだ。
次からはそのあたりの意義と、Foooのプログラマブルな機能について説明して行こうと思う。


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