そしてプログラミングの道へ
RPGツクールの話ばかりしてるから忘れてるかもしれないけど
いちおうプログラマのブログだからね!
とまぁ…ひたすらRPGツクールばっかいじっていた高校生活だっけれど推薦で無事大学に合格。
なおもゲーム作りへの熱は覚めやらず、もっとすごいものを作れないかとアレコレ模索を始める。
そんな折、また新たなソフトが発売された。
『RPGツクール95』
『95』はWindows95の『95』。
そう、Windowsで動作するRPGツクールだ。
Dante98、Dante98 IIはMS-DOS上で動作し16色しか使えなかったが
こちらは256色が使えるという脅威の革新!
ひゃっほーい!
と思ったのも束の間。
RPGツクール95のエデット機能はDante98 IIよりかなり見劣りするものだった。
一長一短と言った方が正確か。
256色は使いたい…
でもやりたいことをするためには機能が足りない…
ぐぬぬぬぬぬ…
そして閃く。
自分でプログラミングすればいいじゃない
学校の課題レベルではプログラミングは得意な方だったし、ちょちょいのちょいサ!
なーんて意気込んだものの、すぐに現実の壁にぶち当たることになる。
いざゲームプログラミングについて勉強しようにも資料がぜんぜんなかったのだ。
今でこそ本屋さんやネット上にゲームプログラミングに関する情報がたくさんあふれているが
1997年当時、ゲームプログラミングに関する資料は本当にほとんど無かった。
いや、あったのかも知れないが、ソレを見つけるのにもある程度の知識を要するような時代だった。
いちおう高校の卒業研究で簡単な画像処理ソフトを作った程度の知識はあったのだけど、
その実ビットマップファイルの構造すら理解できておらず、コンピュータグラフィックスなんたらなんていう
どこかの大学教授が書いたような分厚くて読みにくい参考書を読んだりした。
手探り手探りの連続。
既存コードをちょっといじればいい程度の簡単な課題だったが、知識を活かして一から全部作った。
さらにただ魚が泳いでるだけでは味気なかったので、背景を波打たせたり、
泡がコポコポ上がるようにしたり、魚だけじゃなく低確率で人魚が出てくるようにしたり、
餌を撒いたら魚が餌を食べに群がってくるようにしたり、
潜水艦が出てきて魚雷を発射して魚に当たると爆発が起こるようにしたり。
で、課題の最後にコンペがあったのだけど…トップにはなれなかった。
理由を聞いたらこう言われた。
「バイオレンスはダメ」
にょれろーん(´・ω・`)